クラト株式会社（xCRAT.Co.,Ltd.）は世界初の「Data Arrangement Agency」を目指します。
今回は、２０１７年８月９日に顧問契約を締結しましたxCRATの創業メンバーである代表取締役の一條美和子様と業務執行責任者である吉野裕亮様にお話をうかがいました。
同社様は、IT業務開発支援のみならず、自社サービスの開発も行っているスタートアップ企業様です。 https://www.xcrat.com/
御社はいつ起業されたのでしょうか？
吉野様： ２０１７年４月に代表取締役の一條と2人で起業しました。
顧問契約は２０１７年８月９日から契約をさせていただいておりますが、どのように弊所をお知りになったのですか？
吉野様： それがどのように御社のホームページたどり着いたのか、よく覚えていないです（笑）。
一條社長： 「弁護士、IT強い、都内」、などで検索してみて、「こんなところもあるよ」って見せた気もしますね。
吉野様： やはりIT業界ってまだまだ新しくて、特殊なところもありますので、年配の方だと「ITって何？」って感じの方もいますからね。前々職で頼んでいた顧問弁護士さんは年齢が高く、ITの説明するのが大変でした。
一條社長： あと、やっぱり職業柄、サイトの構築が出来ているかは見ましたね（笑）。
吉野様： それは見ました。
吉野様： 会計士さんとか他の士業の方を探した時は複数の事務所に会って決めましたが、法律事務所については、松田さん一社のみしか問い合わせてなくて、「ストン」という感じで、その場で決めました。
事務所の規模感とかは見ましたでしょうか
吉野様： やっぱり複数の弁護士がいるのは重要で。テレビ番組の「行列」ではないけど、一つのことでも複数の見え方があると思いますし、弁護士が３人４人いても意見はバラバラであることが多いので、いろんな意見が聞けるかなと。
一條社長： 小規模の事務所だと、レスポンスが悪くなったり、切羽詰まったときに急に連絡することもあると思いますが、それに対応ができないこともあるかなと思いました。
兼定弁護士： 案件によって担当を決めさせていただいております。私は訴訟などの紛争が多いです。システムやなんでもやっている。弊所ではまず面談を設定させていただいておりますが、IT企業さんにとっては「このご時世に面談ですか？」と、思いませんでしたか？
吉野様： いえいえ、全然そんなことはなく、一度はどんな事務所か見ておきたと思ってました。
事務所などを選ぶときには訪問することは大事ですか
吉野様： むしろ、必ず一回は行くようにしています。今後はもしかしたらバーチャル的な面談も出てくると思いますが、IT業界だからこそ、Face To Faceを大事にしています。IT企業なので、自宅で作業することもあるのですが、何かあるときには必ず集まって話し合うようにしております。
面談の際に、所長にお会いいただきましたがいかがでしたか。Webから来る印象と違ってませんでしたか
吉野様： 懐が広い、「代表」という感じがしましたね。印象もWebと違ってませんでした。
一條社長： 私も、凄いパワーがあると感じました。
Backlog（システム開発などの際にプロジェクト管理をするWebサービス）上で、常時相談業務に対応させていただいてますね。（Backlogでの過去の業務一覧をお渡しする。）
吉野様： 結構な相談量ですね（笑）。こういった相談内容などは、従業員が増えてきたら共有したいなと思ってます。私なんかは結構、個人的なことも相談させていただいてますが、相談できる存在があるというのが非常にありがたいと思います。いきなり知らない法律事務所に行くのは不安があるので、顧問弁護士のように知り合いがいるというのが本当にありがたいです。
レスポンスはいかがでしたでしょうか
吉野様： いつ寝てるかっていう時間にレスが返って凄いレスポンスが早くて（笑）、回答も的確なので助かってます。IT業界はとても早い速いスピードで動きますが、それ以上のスピードを感じております（笑）。問題が起きた時にはスピード感がとても大切だと思ってますが、非常にありがたいと思っており、本当に助かっております。
一條社長： いつも二人で、「すごいレスポンスだね」と話しております。
金額のところは適正な金額になってますでしょうか。
吉野様： 全然問題ないです。（今までの業務一覧表をみて）むしろこの業務量からすると申し訳ないと思っております。この業務、業務内容をみると、早く大きくなって、もっと多くお支払できるようにならないと、と思ってます。
所長の松田も寄り添い共に成長するとい理念で顧問契約を、それが伝わっているとうれしいのですが
吉野様： はい、非常にありがたいと思ってます。最近創業される人も多いですが、必ずお薦めしたいと思っていますし、他の費用を抑えてでも契約した方がいいと思います。
IT業界特有の短縮用語についてはわからないこともあります。先日電話で問い合わせがありまして、「SESについて相談できますか？」と唐突に質問されたのですが、略語がわからずに電話問い合わせだけで終わってしまったことがありました。
吉野様： それは業界の悪い癖ですね（笑）。当然相手もその略語を知っていると思っている。
高垣弁護士： 弊所にはIT企業法務経験者の弁護士もおりますが、弁護士は一般的に業界用語には疎いので、ご教示いただければと思います。先述の「SES」も「システム・エンジニア・サービス契約」と言ってくれればわかったのですが。
私（高垣弁護士）の顧問先会社が、吉野さんのお父さんが勤めていらっしゃった会社だったことが偶然にわかって、本当に驚きでした。
吉野様： これは、ご縁としかいいようがないですね。
一條社長： 私も、「え、どういうこと」って最初思いました。凄い偶然で、こんなことあるのですね。
全力でサポートをさせていただきますので今後ともよろしくお願いします。
一條社長・吉野様： こちらこそよろしくお願いします。
会社リンク： クラト株式会社