株式会社UPWARDのスズキ・ジェニファーさんにお話を伺いました。
ジェニファーさんが中心となって開発した、「ICHIGUN」というアプリ開発の際に、弊所でお手伝いをさせていただきました。
御社が開発した「ICHIGUN」というアプリのサービスはどのようなものなのですか？
ジェニファー様： 今回作成したアプリは、『食のセレクトショップ』というコンセプトで作成しまして、限定したレストランの特別なテイクアウトサービスを提供するアプリです。我々で基準を決めて、レストランに声を掛けて、参加いただくことを目指しております。
サービスのローンチはいつですか？
ジェニファー様： 実は、明日の６月１５日なんです（笑）。（筆者注 ２０１８年６月１４日がインタビュー日）
このアプリは、iOS, Android, Webのブラウザーのいずれでも利用可能となっています。
今回、弊所でお手伝いさせていただいた内容は、どのようなものとなりますでしょうか。
ジェニファー様： ユーザー様・店舗様側の利用規約、プライバシーポリシー、特商法になります。凄くいろいろなところを指摘いただいたり、決済の前後のところやプライバシーポリシーをいれていただき、また随時対応してもらったので大変助かりました。
今回、結構開発の初期から相談業務に入らせていただきましたが、弊所が関与させていただいた前後で、法律事務所の関与の仕方についてはイメージと違っていましたでしょうか。
ジェニファー様： 店舗、ユーザーさんの間のサービスなので、両方にそれぞれ配慮することがたくさんあって難しかったです。凄く細かい部分についてまで決めていかなければいけないんだな、という印象を持ちました。
文言をどこに、どのように表記するのか、ダブルで表記する、とかいろいろアドバイスをいただきました。
本当に最初に持っていたイメージと異なりました。いろいろ、ありがとうございました。
例えば、完成する間際に相談した場合はどうでしょうか？
ジェニファー様： 実際にできていないときから対応してもらったので、あれを入れた方がいい、これをいれた方がいいとか、意見をシステムにも反映できて良かったですが、完成間近に相談すると、アドバイスを反映できるかわからないので大変ですね。
実は、資金決済法などにも抵触しないように文言変更しているのですが、そういったことは、認識されていましたか？
ジェニファー様： そこは気にしてなかったです。「技術的にできることをただやっちゃった」、という会社さんも多いと思いますが、こういったことに気を付けないといけないので、知らずに違反してないかどうか本当に怖いですね。
レスポンスはいかがでしたか？
ジェニファー様： 凄く早くて大変助かりました。
他のスタートアップ企業にもお勧めいただけますか？
ジェニファー様： はい、本当にお勧めできます。
あと、法律相談業務だけでなく、商標出願もご依頼いただいておりますね。ありがとうございます。
ジェニファー様： そちらもお世話になってます。
ローンチ後のメンテナンスもあると思いますので、遠慮なくご連絡ください。今後とも、よろしくお願いします。
ジェニファー様： こちらこそよろしくお願いします。食が好きな人に満足してもらえるように頑張ります。
